夜の終わり
朝のハジマリ



語るべきコトバ
多すぎるカケラ



大人になる

そのことに気付く一瞬
気付かされる一瞬



交差する道のり
寄り添い、交わり、離れて
ただそれぞれに伸びる

乳白色の霧に包まれた
目覚めかけの港町



ふと 遠くの方から霧笛の音が聞こえた気がした。